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【初心者向け】Google アナリティクスGA4 データ探索の使い方

初心者の方向けにGoogle アナリティクスGA4の使い方を紹介します。今回はデータ探索の使い方です。私は専門家ではないので調べたこと、試してみてわかったことを紹介します。

データ探索の使い方

新たに追加されたデータ探索ですが、見ただけでは正直使い方が分からないです。私は最初何が何だか分からない状態でした。

いくつか例を出しますので感覚を掴んでもらえたなら幸いです。

コーホートデータ探索

コーホートデータというのは、新しいユーザーが、次の周期にもう一度来てくれたかというデータです。簡単に言えばリピーターがどのくらいいるか、どのくらいで減るかが分かります。

ブログ的には固定で読んでくれる人がいるかどうか、リピーターがどのぐらいの減り方で去っていくかが分かるわけです。長期のリピーターは増やしたいですよね。

空白のページ

データ探索で空白のページを選択します。

GoogleアナリティクスGA4空白のページ使い方

何もデータがないページが表示されます。

左側のタブの設定ー手法から「コーホートデータ探索」を選択します。

週ごとのコーホートデータが表示されます。右の列の週にいくにつれ、再度サイトに来たユーザーが急激に減っているのが分かります。来る人は増えてもリピーターはあまり増えていないようです。

左側の選択欄からコーホートの粒度を「毎日」に変更すると、1日ごとの変化を見ることができます。同じように「毎月」も見ることができます。

表を「週ごと」に戻して、左側の選択肢のディメンションの一番上「最初のユーザーの...」と表示されている(ユーザーを最初に獲得した参照元)をドラッグして行に追加します。表にgoogleやyahooなどのユーザーが入ってきた元のサイトが追加されます。これで元のサイトごとに比較ができます。

ディメンションの+から項目を追加することができます。「ブラウザ」を追加してみます。+を押すと追加できる項目がいっぱい出ますので、「ブラウザ」にチェックを入れて、右上のインポートをクリックします。

これで「ブラウザ」がディメンションに追加されたので、内訳に「ブラウザ」を追加してみます。するとブラウザごとの内訳が表示されます。このようにみたいものを追加することもできます。

ユーザーのライフタイム

ライフタイムバリューを見るために使います。まあ収入的なやつですね。とりあえず見てみます。

左上のタブの設定ー手法から「ユーザーのライフタイム」を選択します。するとカスタムで表示された期間の利用ユーザー数の合計が表示されます。

これだけだと意味がないので、指標から「LTV:合計」「全期間のエンゲージメント時間平均」「全期間のトランザクション数」を値にドラッグして追加します。また、ディメンションの上から2番目の「最初のユーザーの…」と表示されている(最初にユーザーを獲得したメディア)を行に追加します。すると下のような表になり、オーガニック、リファラル、noneごとのデータを見ることができます。

さらにディメンションの一番上の最初のユーザーの…」と表示されている(ユーザーを最初に獲得した参照元)を行に追加します。すると単にオーガニックだけでなく、Googleなのかyahooなのか詳しく見ることができ、比較ができます。リファラルも、はてなブログFacebookが内訳に表示されています。項目を変更すれば好みの情報を得ることができます。

空白のページから表を作成

なんとなくイメージはできたかなと思いますので、空白のページから表を作ってみます。

ユーザーをデバイスカテゴリで分けてみる

まずは空白のページを表示します。

ディメンションの+から「デバイスカテゴリ」、指標の+から「利用ユーザー」を追加します。

「デバイスカテゴリ」を行に追加し、「利用ユーザー」を値に追加すると下の表のようになります。デスクトップ、モバイル、タブレットごとのユーザー数が表になります。

これをグラフにします。

ビジュアリゼーションからドーナツグラフを選択します。下のグラフのようにそれぞれのデバイスが占める割合がグラフになります。これで見やすくなったと思います。

最後に

実はここまで作った表やグラフはレポートの中にグラフとしてありますので、普通は作る必要はないかと思います。データ探索ではより詳しい数字をこのような表を作って調べることができます。

企業のサイト、特に商用のサイトだと探索の必要性は高いのかと思いますがブログくらいだとあまり意味はないかもしれませんね。