Google ColabでStable Diffusion実装するにはDiffusersを使っている人が多いと思いますが、センシティブなワードだけでなく普通のワードでもNSFWのフィルタが働き、黒塗りにされることがあります。
回避して自由に使いたいです。
探したらGoogle Colab上でNSFWを回避するコードが紹介されていました。画像を反映して生成するimg2imgにも対応してます。
リンク:
https://colab.research.google.com/drive/1jUwJ0owjigpG-9m6AI_wEStwimisUE17#scrollTo=_Y6RXjS1tTj
いい感じになるワード | 単語リスト | アーティスト | プロンプト作成のための実験
コードのコピーと保存
リンクを開いて「ドライブにコピーを保存」で自分のGoogleドライブにコピーします。
パラメータの説明
パラメーターの詳しい説明は下を参照してください。
【Stable Diffusion】modifiers 修飾子初心者ガイド1
【Stable Diffusion】modifiers 修飾子初心者ガイド2
プロンプトについて
- MODE:通常はPROMPT、画像を元にするならIMG2IMG
- PROMPTに作成したい画像の説明を書く
img2imgを使うとき
- INIT_IMAGE:画像のURL。ローカルの画像は参照できません
- INIT_STREGTH:作成画像に対しての影響度
作成中のため、まだバグがあるようです。
画像をgoogle colabにアップロードする場合
右側のファイルを開いて画像をドラッグして、おきます
INIT_IMAGEにファイル名を書きます。
パラメーターについて
- STEPS:ノイズ除去を行う回数。基準は50。値が大きいほど時間がかかる。
- SCHEDULER:通常は変更の必要はない。差もほとんどない
- DDIM_ETA:SCHEDULERでDDIMを使うときに指定する。値が大きいと時間がかかる
- SEED:シード値。固定すれば同じ画像が作れる。ランダムは0。
- NUM_ITERS:作成画像数
- WIDTH:画像の幅。基準は512
- HIGHT:画像の高さ。基準は512
- SCALE:CFG scale、プロンプトへどれだけ強く従うか。基本は7
- PRECISION:autocastでよい。(良く分からない)
自分のGoogleドライブへ画像保存するときにチェックする
作成した画像の拡大
- IMAGE_UPSCALER:使わないときはNoneにする
- UPSCALER_AMOUNT:拡大倍率
設定したら右三角を押して実行します。
作成した画像
帽子をかぶった女性